電気工事士の資格とは

電気工事士は電気設備の工事や取り扱いの際に必要となる国家資格で「第一種電気工事士」と「第二種電気工事士」の2つの種類があります。

ビルや工場、商店、一般住宅などの電気設備の安全を守るために、電気工事士の資格を保有していない人は電気工事を行うことができません。

第一種電気工事士と第二種電気工事士の違いは、作業できる工事の幅が異なるもので、第二種電気工事士では、一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事について従事することができます。また、合格後は都道府県知事に申請することでいつでも免状を取得することができます。

第一種電気工事士では、第二種電気工事士の従事する範囲に加えて最大500キロワット未満の工場やビルなどの工事に従事することができますが、合格の際は3年以上の実務経験がなければ都道府県知事に免状を申請することはできず、さらに、5年に1度の定期講習を受講しなければ免状を返納しなければなりません。

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